あーとむうのブログ

息してるだけでえらいぞ。

休むのが下手すぎる人。

休む勇気

適応障害自律神経失調症と診断されてはや1年以上経ちます。

(余談?ですが、わたしは今も通院し、薬も飲んでいます。うつ症状よりも身体の不調にでるタイプです。)

 

会社を休みたいと言い出せるまで半年以上かかりました。

 

もっと早く休んでよかった。

身体がここまでしんどくなるほど耐えなくてよかった。

 

と回復してきた今なら思います。

でも、これもまた病んでいるときには決断できないものです。

周りは普通にできているのに、という謎の叱咤を自分に浴びせて、

次の連休がくれば大丈夫、という暗示をかけていました。(もはや呪いw)

 

しんどいときは、休んでいいんです。

他の誰にも、このしんどさはわからない、と正直思います。

同じ病名がついていても、しんどさはひとそれぞれだと思います。

こうなったら危険なサインみたいな動画とかもありますが、

そんなの気にしなくていい。

自分がおかしいと思ったら、休んでください。

結果的に、回復までにかかる時間が短くなります。

耐えれば耐えるほど、回復するための時間がたくさん必要になります。

経験者は語る、です。

 

自愛、セルフケア

自分のケアは自分にしかできない。

周りを基準にして無理をさせてごめんね。

それでも今まで耐えて頑張ってくれてありがとう。

と自分自身に対して思うことができるまで時間がかかりました。

 

他人に対して

『ご自愛ください。』

と、言葉をかけることはあっても、

自愛を意識したことなどありませんでした。

 

もともと自己評価が低く自己肯定感など皆無の人間だったので、

無理をして頑張ってる状態でなければ、不安だったのだと思います。

そうでなければ、自分に価値がないようなそんな気さえしていたと思います。

 

けれど、決してそんなことなんてないわけです。

(頭ではわかっているつもりでした。)

自分の価値や評価は自分で決めるものなのに、

その自分が誰よりも評価してなかった。

だからこそ周りの評価が気になってしまうんですよね。

 

自分でまずは自分の頑張りを認める、身体を労ってケアする。

自分の機嫌は自分でしかとれない、と聞くようになりましたよね。

本当にその通りだと思います。

 

とくに自己肯定感の低い人ほど「ご自愛ください」

 

 

休むの下手すぎ

いざ休みに入ってからも、

会社を休んでいるうちにできることがあるんじゃないか

平日に何かやっといたほうがいいのでは

みたいな、貧乏性全開の精神でした。

 

ただその精神とは裏腹に、寝ても寝ても眠いという時期が来ました。

 

お医者さんにも、回復期だから寝ていいです。

と言われ、寝てばかりの生活を送ります。

 

しかし、少し回復してきてからというもの、

やらなきゃと思うことはいっぱいあるのに、

やりたいことは1つもなくて、

体もついてこなくて、何もできない日々を過ごすことになります。

 

心では休む前の生活には戻りたくない、と思っているのに、

休む前の生活がまたできるようにならなきゃいけない。

とどこかで思ってる。

 

何も考えずに休めばいいのに、

気の向くことをやればいいのに。

 

やりたいことさえ出てこないのはまだ回復が十分じゃない。

って、考えることができずにいました。

せっかく休みなのに、休むの下手すぎる私。

 

何もしないことをしてもいいわけで、

何もできないことに罪悪感とか劣等感を感じる必要もないんですよ。

なぜなら、休みだからね!!

 

何もしなくていい、

と思えるようになってから、

ここに行きたいな、とか、少し身体動かすと気持ちいいな

っていう、ポジティブな心の動きが出始めた気がします。

 

文字も読めないみたいな状態のときは、

なんか面白そうだなと思うドラマや映画を見まくりました。

文字が読めるときは、古本屋で買った小説を読んだりしてました。

 

結論として、私にとって回復に大事なのは、

まずはたくさん寝ること。

それから、何もしたくないなら無理して何かする必要はない。

ただし、自分の心が少しずつでも動き出したら、それに気づくこと。

かな、と思います。

ちゃんと休めば、やりたいと心から思うことはできるようになりますよ。

 

自分が回復する休み方を知ってる、というのは

働く上でとても大事なこと。やりたいことがあるなら、なおさら大事ですよね。

 

助けになったこと、やってよかったこと

結果的に、やってみてよかったと思うのは

ノートに自分の思ってることを書き出す

こと。

いろんな方がすすめていますよね。

私は、この本「ずっとやりたかったことを、やりなさい」

を読んで実践してみようという気になりました。

 

この本の中で、モーニング・ページのことが書かれています。

ざっくり言うと「毎朝、自分の思っていることを3ページ書き出す。」

っていう作業です。

正直3ページはめちゃくちゃきついです。

さぼってしまう日もありますが、できるだけ毎日つづけることを目標に1ページだけでも書くようになりました。

書くようになってから、自分の気持ちに向き合うようになって、

自分自身がほぐれていった気がします。

 

私自身もまだまだ回復の途中ではありますが、

前よりはだいぶマシになったので、書きまとめてみました。

 

肩の力を抜いて、流れに身を任せることも覚えていこう。

と思って、今は過ごしています。

 

それでは、駄文失礼いたしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。